フランスの文化遺産(モン・サン・ミッシェル)
フランスの文化遺産(モン・サン・ミッシェル)
モン・サン・ミッシェルは、
1979年に文化遺産として世界遺産登録された、
フランスでもっとも有名な巡礼地です。
世界遺産登録名は「モン・サン・ミッシェルとその湾」で、
湾も含めて文化遺産に指定されています。
モン・サン・ミッシェルとはフランス語で
「聖ミカエルの山」の意味で、
天使ミカエルの舞い降りた「奇跡の島」と呼ばれ
中世以来多くの巡礼者が訪れています。
ヨーロッパで最も干満の差の激しい湾にあって、時に海に浮かび、
時に干潟に聳える岩山は、古来土着信仰の聖地でした。
8世紀に大天使ミカエルを祀る小さな礼拝堂が建てられてから、
岩山はキリスト教の祈りの場として知られるようになりました。
中世を代表する巡礼地であった海の修道院は、18世紀、
フランス革命の嵐の中で閉鎖され、一時は監獄として使われました。
ここで再びミサが行われるようになったのは、1965年のことです。
モン・サン・ミシェルは、自然環境を背景に信仰・芸術・建築技術が融合して生まれた、
唯一無二の傑作であり、文化遺産と呼ばれるにふさわしい場所です。