フランス映画史(ヌーベルヴァーグ)
フランス映画史(ヌーベルヴァーグ)
ヌーベルヴァーグ(Nouvelle Vague)とは、
フランスの映画史において最も有名な動きで、
1950年代後半のフランスで新人監督らにより
流行した映画の新しい表現運動のことを言います。
「勝手にしやがれ」(1959)のジャン=リュック=ゴダール、
「大人は判ってくれない」(1959)のフランソワ=トリュフォー、
「獅子座」(1959)のエリック・ロメールらが次々にデビューし、
フランスの週刊誌「レクスプレス」が、
それまでのフランス映画史の伝統のカラを破った彼らを、
「ヌーベルヴァーグ(フランス語で「新しい波」の意味)」
と呼んだことが、名前の由来です。
彼らは、それまでスタジオの中に閉じこめられていた映画を、
撮影機材の軽量化により、手持ちカメラでロケ撮影し、
即興的演出(アドリブ)や同時録音などで感情表現を重視し、
た創造的な映画を次々に制作し、
フランス映画史の新たな一歩を踏み出しました。
ヌーベル・バーグはフランス国内だけでなく、
その後アメリカン・ニュー・シネマを始め、
世界の映画史に大きな影響を与えました。